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  1. 山形県議会 2022-12-01
    12月20日-05号


    取得元: 山形県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-17
    令和 4年 12月 定例会(第409号)  令和四年十二月二十日(火曜日)午前十一時二十八分 開議議事日程第五号  令和四年十二月二十日(火曜日)午前十時開議第一   議第百二十七号 令和四年度山形県一般会計補正予算第五号)第二   議第百二十八号 令和四年度山形県土地取得事業特別会計補正予算第一号)第三   議第百二十九号 令和四年度山形県港湾整備事業特別会計補正予算第二号)第四   議第百三十号 令和四年度山形県流域下水道事業会計補正予算第一号)第五   議第百三十一号 令和四年度山形県電気事業会計補正予算第一号)第六   議第百三十二号 令和四年度山形県工業用水道事業会計補正予算第二号)第七   議第百三十三号 令和四年度山形県水道用水供給事業会計補正予算第二号)第八   議第百三十四号 令和四年度山形県病院事業会計補正予算第二号)第九   議第百三十五号 山形県特別職の職員の給与等の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について第十   議第百三十六号 山形県職員等の給与に関する条例等の一部を改正する条例の設定について第十一  議第百三十七号 山形県職員の定年等に関する条例の一部を改正する等の条例の設定について第十二  議第百三十八号 個人情報の保護に関する法律施行条例の設定について第十三  議第百三十九号 山形県事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について第十四  議第百四十号 山形県個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例の制定について第十五  議第百四十一号 都市計画街路事業(単独)に要する費用の一部負担について第十六  議第百四十二号 下水道事業(単独)に要する費用の一部負担について第十七  議第百四十三号 道路事業(単独)に要する費用の一部負担について第十八  議第百四十四号 急傾斜地崩壊対策事業(単独)に要する費用の一部負担について第十九  議第百四十五号 一般県道余目松山線道路施設長寿命化対策事業庄内橋桁製作架設工事請負契約の締結について第二十  議第百四十六号 当せん金付証票の発売について第二十一 議第百四十七号 山形県立自然博物園指定管理者の指定について第二十二 議第百四十八号 山形県志津野営場指定管理者の指定について第二十三 議第百四十九号 悠創の丘の指定管理者の指定について第二十四 議第百五十号 第一酒田プレジャーボートスポット等指定管理者の指定について第二十五 議第百五十一号 山形県酒田海洋センター指定管理者の指定について第二十六 議第百五十二号 加茂港緑地等の指定管理者の指定について第二十七 議第百五十三号 山形県飯豊少年自然の家の指定管理者の指定について第二十八 議第百五十四号 山形県体育館及び山形県武道館の指定管理者の指定について第二十九 議第百五十五号 医療事故に係る損害賠償の和解についての専決処分の承認について第三十  議第百五十七号 令和四年度山形県一般会計補正予算第六号)第三十一 議第百五十八号 令和四年度山形県流域下水道事業会計補正予算第二号)第三十二 議第百五十九号 令和四年度山形県電気事業会計補正予算第二号)第三十三 議第百六十号 令和四年度山形県水道用水供給事業会計補正予算第三号)第三十四 請願第三十五 発議第二十号 山形県議会の保有する個人情報の保護に関する条例の設定について第三十六 発議第二十一号 感染症や大規模災害等緊急事態に対応できる国づくりに向けた議論を求める意見書第三十七 発議第二十二号 電気料金の高騰に対する支援の拡充を求める意見書本日の会議に付した事件 議事日程第五号に同じ。出席議員(三十九名)  二番 梅津庸成議員  三番 今野美奈子議員  四番 菊池大二郎議員  六番 高橋 淳議員  七番 遠藤寛明議員  八番 相田光照議員  九番 遠藤和典議員  十番 梶原宗明議員 十一番 関  徹議員 十二番 山科朝則議員 十三番 菊池文昭議員 十四番 松田敏男議員 十五番 青木彰榮議員 十六番 青柳安展議員 十七番 五十嵐智洋議員 十八番 柴田正人議員 十九番 渋間佳寿美議員二十一番 矢吹栄修議員二十二番 小松伸也議員二十三番 渡辺ゆり子議員二十四番 石黒 覚議員二十五番 吉村和武議員二十六番 高橋啓介議員二十七番 島津良平議員二十八番 加賀正和議員二十九番 森谷仙一郎議員 三十番 鈴木 孝議員三十一番 楳津博士議員三十二番 奥山誠治議員三十三番 小野幸作議員三十四番 木村忠三議員三十五番 金澤忠一議員三十六番 伊藤重成議員三十七番 舩山現人議員三十八番 田澤伸一議員三十九番 森田 廣議員 四十番 坂本貴美雄議員四十一番 星川純一議員四十二番 志田英紀議員欠員(四名)  説明のため出席した者知事          吉村美栄子君副知事         平山雅之企業管理者       沼澤好徳病院事業管理者     大澤賢史総務部長        小林剛也君らい企画創造部長   岡本泰輔君防災くらし安心部長   奥山 賢君環境エネルギー部長   安孫子義浩君しあわせ子育て応援部長 布川理枝子健康福祉部長      堀井洋幸産業労働部長      我妻 悟君観光文化スポーツ部長  西澤恵子農林水産部長      地主 徹君県土整備部長      小林 寛君会計管理者       佐藤紀子財政課長        相田健一君教育長         高橋広樹公安委員会委員長    吉田眞一郎警察本部長       丸山彰久代表監査委員      松田義彦人事委員会委員長    安孫子俊彦人事委員会事務局長   大場秀樹労働委員会事務局長   富樫健治君     午前十一時二十八分 開議 ○議長(坂本貴美雄議員) これより本日の会議を開きます。 △日程第一議第百二十七号議案から日程第三十四請願まで(各常任委員長報告) ○議長(坂本貴美雄議員) 直ちに日程に入ります。 日程第一議第百二十七号令和四年度山形県一般会計補正予算第五号から、日程第三十四請願までの三十四案件を一括議題に供します。 これら案件に対する審査の経過と結果について、各常任委員長より報告を求めます。 報告の順は私から指名いたします。 文教公安常任委員長遠藤和典議員。 ◆文教公安常任委員長遠藤和典議員) 文教公安常任委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。 本委員会に付託になりました案件は、議第百二十七号中本委員会所管分、議第百五十三号、議第百五十四号及び議第百五十七号中本委員会所管分の四議案であります。 これら案件の審査に当たりましては、執行部から説明を聴取し、審査の徹底を期したのであります。 審査の過程におきましては、付託議案はもとより所管行政の各般にわたり終始活発な質疑・質問がなされたのであります。 以下、その主な事項について申し上げますと、「県立高等学校における芸術科目の履修及び教員配置の状況について。また、芸術科目正規教員を増やすべきと考えるがどうか」「中高一貫校における中学校から高等学校への進学に伴う課題及び対策について。また、県立高等学校において表現力を高める教育が必要と考えるがどうか」「電動キックボードの定義及び交通事故交通違反の状況について。また、公道を走行する際の交通ルールについて広く周知し交通事故発生防止に向けた啓発が重要と考えるがどうか」「休日の中学校部活動地域移行に関する市町村の検討状況について。また、円滑な移行のためには地域の受皿の整備及び指導者の確保が重要と考えるがどうか」「猟銃の所持許可更新手続に係る講習会の開催状況について。また、受講対象者が受講しやすくなるよう講習回数開催会場を増やすことが必要と考えるがどうか」「運転免許の臨時認知機能検査デジタル化について。また、検査の実施状況及び検査結果に応じた指導について」「教育山形『さんさん』プランの成果と課題について。また、制度について定期的に検証し改善を図ることが必要と考えるがどうか」「交番・駐在所の整備状況及び今後の整備計画について。また、警察施設長寿命化対策について」「女性警察官の採用及び退職状況について。また、女性警察官が働きやすい施設環境の整備が必要と考えるがどうか」など、各般にわたり質疑・質問、意見の開陳及び課題解決に向けた提案等がなされたのであります。 以上の経過をもって採決の結果、本委員会に付託になりました四議案については、全員異議なくいずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上をもって文教公安常任委員会における審査の経過と結果についての報告を終わります。 ○議長(坂本貴美雄議員) 厚生環境常任委員長遠藤寛明議員。 ◆厚生環境常任委員長遠藤寛明議員) 厚生環境常任委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。 本委員会に付託になりました案件は、議第百二十七号中本委員会所管分、議第百三十四号、議第百四十七号、議第百四十八号、議第百五十五号及び議第百五十七号中本委員会所管分の六議案であります。 これら案件の審査に当たりましては、執行部から説明を聴取し、審査の徹底を期したのであります。 審査の過程におきましては、付託議案はもとより所管行政の各般にわたり終始活発な質疑・質問がなされたのであります。 以下、その主な事項について申し上げますと、「コロナ禍前と比較したがんの手術件数の変化について。また、山形大学医学部東日本粒子センター利用状況及び若年者を対象とした県のがん予防支援事業実施状況について」「捕獲したイノシシの処分が猟友会の負担とならないよう行政が責任を持って支援すべきと考えるがどうか」「今定例会に追加提案された出産・子育て応援交付金の内容及び既に県独自に実施している出産支援給付金との違いについて」「将来的に介護難民が生じる懸念があるようだが安定した介護サービスの提供に向けた県の取組について」「高齢者施設に対する新型コロナ抗原検査キット配付状況及び検査件数について。また、施設での活用を促すための課題について」「私立幼稚園等の送迎バスに対する置き去り防止に向けた安全装置の設置支援に係る補助金額の設定理由等について」「県内で保育施設等を運営する学校法人清風学園施設運営費を不適切に支出していた問題に係る県の対応について」「山形県脱炭素社会づくり条例・仮称の骨子案が示されたが、条例制定後の具体的な目標を示すことで県民の理解が図られると考えるがどうか。また、県民が親しみやすい条例名称を検討すべきと考えるがどうか」「県立病院における医療事故の防止に向けてはヒヤリ・ハット事例の幅広い収集と情報共有が重要と考えるがどうか」など、各般にわたり質疑・質問、意見の開陳及び課題解決に向けた提案等がなされたのであります。 以上の経過をもって採決の結果、本委員会に付託になりました六議案については、全員異議なくいずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、さきの定例会より継続審査に付されておりました請願五件の審査結果について申し上げます。 請願一九号、請願二三号、請願二五号、請願三四号及び請願四五号については、いずれもなお調査検討の要ありと認め継続審査に付すべきものと決定いたしました。 以上をもって厚生環境常任委員会における審査の経過と結果についての報告を終わります。 ○議長(坂本貴美雄議員) 農林水産常任委員長菊池大二郎議員。 ◆農林水産常任委員長菊池大二郎議員) 農林水産常任委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。 本委員会に付託になりました案件は、議第百二十七号中本委員会所管分及び議第百五十七号中本委員会所管分の二議案であります。 これら案件の審査に当たりましては、執行部から説明を聴取し、審査の徹底を期したのであります。 審査の過程におきましては、付託議案はもとより所管行政の各般にわたり終始活発な質疑・質問がなされたのであります。 以下、その主な事項について申し上げますと、「農産物の国内消費の減少が見込まれる中、県産農産物の輸出拡大に向けた取組を強化すべきと考えるがどうか」「『山形県さくらんぼ&フルーツPR協議会』の開催状況について。また、サクランボを核とした県産フルーツの情報発信に向けて県が具体的な構想を示すべきと考えるがどうか」「県内の養鶏場で初めて発生した高病原性鳥インフルエンザの防疫措置に対する評価及び今後の対応について」「雪若丸の認知度向上に向けては大手コンビニエンスストアとの連携やスポーツ選手などの著名人を活用した取組が効果的と考えるがどうか」「山形県食肉公社食肉処理施設については輸出にも対応する改築整備に向けた検討を加速化させる必要があると考えるがどうか」「『利用拡大米粉チャレンジ”事業』の取組状況について。また、小麦価格が高騰する中、米粉の利用拡大に向けた取組をより積極的に進めるべきと考えるがどうか」「県産種雄牛の造成に向けた取組状況について。また、優良な県産種雄牛を全国に向けて積極的にPRすべきと考えるがどうか」「新たな園芸作物の振興に向けた今後の戦略について」「さきの九月補正予算において措置した肥料価格高騰に対する支援事業申請状況について」など、各般にわたり質疑・質問、意見の開陳及び課題解決に向けた提案等がなされたのであります。 以上の経過をもって採決の結果、本委員会に付託になりました二議案については、全員異議なくいずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上をもって農林水産常任委員会における審査の経過と結果についての報告を終わります。 ○議長(坂本貴美雄議員) 商工労働観光常任委員長五十嵐智洋議員。 ◆商工労働観光常任委員長五十嵐智洋議員) 商工労働観光常任委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。 本委員会に付託になりました案件は、議第百二十七号中本委員会所管分、議第百二十八号及び議第百五十七号中本委員会所管分の三議案であります。 これら案件の審査に当たりましては、執行部から説明を聴取し、審査の徹底を期したのであります。 審査の過程におきましては、付託議案はもとより所管行政の各般にわたり終始活発な質疑・質問がなされたのであります。 以下、その主な事項について申し上げますと、「県の公共調達における県内中小企業への発注状況及び地元調達率向上に向けた取組について」「職場環境改善アドバイザー活動状況及び女性の賃金向上に向けた支援実績について」「文化振興に向けた文化芸術関係団体等との連携状況について。また、新たな文化振興基本計画の策定に向けた取組状況について」「新型コロナウイルスに対応した特別金融相談窓口における相談内容について。また、相談窓口の周知の徹底を図るべきと考えるがどうか」「先般開催された中高生向け地域課題解決型やまがたイノベーションプログラム』におけるビジネスプランコンテストの概要について。また、提案されたビジネスプランの事業化を視野に入れた今後の取組について」「ポストコロナに向けた観光施設支援事業費助成金申請状況について。また、助成金を活用した設備導入等の検討に要する専門家からの助言内容について」「ポストコロナに向けたインバウンド誘客推進の取組状況について」「電気料金の高騰に対する支援の拡充を求める意見書を提出すべきと考えるがどうか」など、各般にわたり質疑・質問、意見の開陳及び課題解決に向けた提案等がなされたのであります。 以上の経過をもって採決の結果、本委員会に付託になりました三議案については、全員異議なくいずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、さきの定例会より継続審査に付されておりました請願一件の審査結果について申し上げます。 請願四〇号については、紹介議員を通して取下げの申出がありましたのでこれを承認すべきものと決定いたしました。 以上をもって商工労働観光常任委員会における審査の経過と結果についての報告を終わります。 ○議長(坂本貴美雄議員) 建設常任委員長相田光照議員。 ◆建設常任委員長相田光照議員) 建設常任委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。 本委員会に付託になりました案件は、議第百二十七号中本委員会所管分、議第百二十九号から議第百三十三号まで、議第百四十一号から議第百四十五号まで、議第百四十九号から議第百五十二号まで、議第百五十七号中本委員会所管分及び議第百五十八号から議第百六十号までの十九議案であります。 これら案件の審査に当たりましては、執行部から説明を聴取し、審査の徹底を期したのであります。 審査の過程におきましては、付託議案はもとより所管行政の各般にわたり終始活発な質疑・質問がなされたのであります。 以下、その主な事項について申し上げますと、「除雪オペレーター担い手確保対策及び技術向上の取組について」「道路におけるごみのポイ捨て禁止不法投棄抑制に向けた啓発活動について」「やまがた健康住宅認証制度の目的及び断熱性能の基準について。また、着工件数の推移について」「リフォームを実施した県営住宅への応募が少なかったことの要因分析について。また、募集に当たっては建物周辺の生活環境地域交通の情報を含めた総合的なPRが必要と考えるがどうか」「県管理道路における街路灯のLED化進捗状況について。また、電力の価格高騰が続く中、コスト削減に向けてLED化を加速する必要があると考えるがどうか」「建設人材の育成・確保、定着及び離職防止を図るため総合的なサポートプログラムの構築が必要と考えるがどうか」「ICT設備への投資に不安を感じている建設事業者も多いことからICT施工に係る県の基本的な考え方や見通しを示していくことが重要と考えるがどうか」「令和四年八月豪雨を踏まえて新たに策定した最上川上流置賜地域緊急治水対策プロジェクト流域治水対策との関連性について」「市街化調整区域において新たな宅地開発を行う場合の方策について」など、各般にわたり質疑・質問、意見の開陳及び課題解決に向けた提案等がなされたのであります。 以上の経過をもって採決の結果、本委員会に付託になりました十九議案については、全員異議なくいずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上をもって建設常任委員会における審査の経過と結果についての報告を終わります。 ○議長(坂本貴美雄議員) 総務常任委員長柴田正人議員。 ◆総務常任委員長柴田正人議員) 総務常任委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。 本委員会に付託になりました案件は、議第百二十七号中本委員会所管分、議第百三十五号から議第百四十号まで、議第百四十六号及び議第百五十七号中本委員会所管分の九議案であります。 これら案件の審査に当たりましては、執行部から説明を聴取し、審査の徹底を期したのであります。 審査の過程におきましては、付託議案はもとより所管行政の各般にわたり終始活発な質疑・質問がなされたのであります。 以下、その主な事項について申し上げますと、「山形県事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例案の概要について」「社会のグローバル化に対応した国際感覚を身につけるため海外留学制度を創設すべきと考えるがどうか」「個人情報の保護に関する法律施行条例案の概要について。また、個人情報の保護や県民の権利への影響はどうか」「ジョブチャレンジ制度への職員の参加状況について。また、職員の資質向上に向けた職員の学び直しの取組について」「私立高等学校授業料実質無償化に向けた取組状況について」「山形県職員の定年等に関する条例の一部を改正する等の条例案の概要について。また、定年の引上げに伴う職員のモチベーション維持のための対策及び六十歳以降の働き方について」「やまがた鉄道沿線活性化プロジェクト推進協議会実施状況及び今後の方向性について」「八月三日からの大雨による被害を受けた世帯に対する支援状況について」「本県におけるマイナンバーカード申請状況について。また、マイナンバーカード普及促進事業を活用した今後の取組について」など、各般にわたり質疑・質問、意見の開陳及び課題解決に向けた提案等がなされたのであります。 以上の経過をもって採決の結果、本委員会に付託になりました九議案については、全員異議なくいずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、請願の審査結果について申し上げます。 本委員会に付託になりました請願一件を審査した結果、請願四六号については、なお調査検討の要ありと認め継続審査に付すべきものと決定いたしました。 次に、さきの定例会より継続審査に付されておりました請願一件の審査結果について申し上げます。 請願二一号については、なお調査検討の要ありと認め継続審査に付すべきものと決定いたしました。 以上をもって総務常任委員会における審査の経過と結果についての報告を終わります。 ○議長(坂本貴美雄議員) 以上をもって各常任委員長の報告は終わりました。 この場合、お諮りいたします。ただいま議題となっております議第百二十七号から議第百五十五号まで及び議第百五十七号から議第百六十号までの三十三議案並びに請願については、討論を省略、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂本貴美雄議員) 御異議なしと認めます。よって、討論を省略、直ちに採決することに決定いたしました。 これより採決に入ります。 まず、議案について採決いたします。 お諮りいたします。議第百二十七号から議第百五十五号まで及び議第百五十七号から議第百六十号までの三十三議案については、いずれも原案のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂本貴美雄議員) 御異議なしと認めます。よって、議第百二十七号から議第百五十五号まで及び議第百五十七号から議第百六十号までの三十三議案はいずれも原案のとおり可決されました。 次に、請願について採決いたします。 お諮りいたします。これら請願については、関係常任委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂本貴美雄議員) 御異議なしと認めます。よって、これら請願は関係常任委員長報告のとおり決定いたしました。〔参照〕 △(イメージ請願審査結果一覧表
    △(イメージ継続審査請願審査結果一覧表 △日程第三十五発議第二十号山形県議会の保有する個人情報の保護に関する条例の設定について ○議長(坂本貴美雄議員) 次に、日程第三十五発議第二十号山形県議会の保有する個人情報の保護に関する条例の設定についてを議題に供します。〔参照〕 △(イメージ)発議第20号 ○議長(坂本貴美雄議員) この場合、お諮りいたします。発議第二十号については、議会運営委員会において十分検討の上提出された案件でありますので、所定の手続を省略、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂本貴美雄議員) 御異議なしと認めます。よって、所定の手続を省略、直ちに採決することに決定いたしました。 これより採決に入ります。 お諮りいたします。発議第二十号については、原案のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂本貴美雄議員) 御異議なしと認めます。よって、発議第二十号は原案のとおり可決されました。 △日程第三十六発議第二十一号及び日程第三十七発議第二十二号の意見書案二件 ○議長(坂本貴美雄議員) 次に、日程第三十六発議第二十一号感染症や大規模災害等緊急事態に対応できる国づくりに向けた議論を求める意見書及び日程第三十七発議第二十二号電気料金の高騰に対する支援の拡充を求める意見書の意見書案二件を一括議題に供します。〔参照〕 △(イメージ)発議第21号 △(イメージ)発議第22号 ○議長(坂本貴美雄議員) この場合、お諮りいたします。これら意見書案は、議会運営委員会及び商工労働観光常任委員会において十分検討の上提出された案件でありますので、説明及び質疑を省略、討論に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂本貴美雄議員) 御異議なしと認めます。よって、説明及び質疑を省略、討論に入ることに決定いたしました。 これより討論に入ります。 この場合、討論の通告がありますので発言を許可いたします。 十一番関徹議員。 ◆11番(関徹議員) 日本共産党県議団を代表して、発議第二十一号について反対の討論を行います。 意見書案は、新型コロナや大規模自然災害等の緊急事態に対応するための施策と法整備、憲法の在り方について、国会での議論、国民的議論喚起を求めるものです。具体的な内容は何も書かれていませんが、これが採択されれば、国政の争点となっている緊急事態条項創設の検討促進という意味を持つものとなります。 この間、衆参両院の憲法審査会で改憲派が主張している内容は、国会の機能の維持、国会議員の任期延長、内閣の緊急政令、緊急財政処分などですが、審査会に招致された専門家からは、極度の権力集中による政府の権力濫用、人権の制限など重大な危険性に関わる見解、条項を創設する必要性への疑問が呈されています。世論調査に出ている緊急事態条項創設を是とする声は、創設がもたらすこうした危険性が具体的に知らされていないという状況を示しています。 緊急時に必要な施策と法制度が整えられるべきことは当然ですが、新型コロナ感染拡大で問われていることは、かねてから指摘されてきた新型感染症への備えを放置してきた政府の長年の怠慢であり、医療、介護、福祉、保健所などの逼迫をはじめ中小企業、農林水産業、文化芸術活動などなどあらゆる分野に広がる危機を打開する具体的な施策です。現行法制度の下でなし得る努力をちゃんと行うことをこそ国民は期待しているのであります。 大規模自然災害については、日弁連が戦後最大の災害である東日本大震災被災自治体首長に行ったヒアリングやアンケートで「市町村に主導的な権限を与え、国は後方支援をしてほしい」と、政府に権限を集中させようとする緊急事態条項とは真逆の対応を求める声が九二%、「憲法が災害対策の障害にならなかった」という回答が九六%に達していることを直視すべきではないでしょうか。防災対策でも具体的な防災まちづくりを急いで進めることが必要です。 昨年、自民党の当時の政調会長が緊急事態条項について「コロナをチャンスとして捉えるべき」と述べて世論の大きな批判を浴びましたが、現実の問題を解決する上での必要性がない中で緊急事態条項の危険性に目をつぶって憲法の在り方を議論せよという主張は、ただ九条も含む憲法改正を促進することにしかなりません。 以上の点から本意見書案には反対であることを申し上げて討論とします。 ○議長(坂本貴美雄議員) 十九番渋間佳寿美議員。 ◆19番(渋間佳寿美議員) 民主主義とは何か。なかなか難しい概念であります。ただ、その反対を考えるとわかりやすくなります。民主主義の反対は独裁です。独裁とは、議論することを忌み嫌い、議論することを極力遠ざけ、一人あるいは少数で物事を決めるやり方であります。 このたびの発議第二十一号は、感染症や大規模災害から国民の生命、生活、財産を守ることを目的とし、その議論を喚起、その議論を促進、その議論を求めるものであり、至極当然の話であります。しかるに、その議論すらするなということであれば、独裁を許す道であり、断じて容認できるものではありません。 民主主義を標榜する議員各位におかれましては、この国民緊急事態から国民を守るというその議論をしてくださいという発議第二十一号に御賛同賜りますようお願い申し上げ、私の賛成討論といたします。 ○議長(坂本貴美雄議員) 以上で通告による討論は終わりました。 これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 まず、発議第二十一号感染症や大規模災害等緊急事態に対応できる国づくりに向けた議論を求める意見書案を採決いたします。 お諮りいたします。発議第二十一号については、原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(坂本貴美雄議員) 起立多数であります。よって、発議第二十一号は原案のとおり可決されました。 次に、発議第二十二号電気料金の高騰に対する支援の拡充を求める意見書案を採決いたします。 お諮りいたします。発議第二十二号については、原案のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂本貴美雄議員) 御異議なしと認めます。よって、発議第二十二号は原案のとおり可決されました。 なお、可決されました意見書の字句の整理は私に御一任願います。 ○議長(坂本貴美雄議員) 以上をもって今期定例会の議事は全部終わりました。 十二月定例会を閉じるに当たり御挨拶を申し上げます。 本年を振り返りますと、一昨年、昨年に続き新型コロナウイルスと対峙する一年でありました。年明けから新型コロナのオミクロン株が猛威を振るい、八月には感染者数が全国で過去最多となる第七波に見舞われました。現在も第七波を超えるとされる第八波の渦中にあり、この間、高い緊張感を持って新型コロナ対策に従事してこられた医療関係者をはじめとする皆様に改めて感謝を申し上げます。 一方で、本年は、感染防止対策と社会経済活動の両立への動きが顕著に見られた年でもありました。山形花笠まつりや新庄まつりが三年ぶりに本格開催されるなど、県内各地において様々なイベントが開催され、さらに、延期していた「山の日」全国大会も、満を持して盛大に開催されました。こうした社会経済活動の再開は、県民一人一人に大きな活力を与えるとともに、県内全域に活気が広がる好循環が生まれるものと確信しております。 また、本年は、東北中央自動車道東根北インターチェンジ-村山本飯田インターチェンジ間や新庄鮭川インターチェンジ-新庄真室川インターチェンジ間が開通し、最上地域と首都圏が高速道路で直結いたしました。これらの開通は、本県の交流人口の増加や地域産業の振興に寄与することはもとより、救急搬送の迅速化による県民の安全安心な暮らしの実現や県民生活における利便性の向上など、多くの効果をもたらすものと期待をいたしております。 さらに、山形新幹線米沢トンネル・仮称についても、JR東日本と整備計画の推進に関する覚書を交わすなど、早期実現に向けた取組が着実に進められたところであります。 県議会といたしましても、高速交通網の一層の整備促進に向けて、県民一丸となった取組に力を尽くしてまいります。 さて、こうした明るい話題の一方で、八月には、本県初となる大雨特別警報が発令され、大雨による甚大な被害を受けました。この八月三日からの大雨による災害は、いまだ一名の方が行方不明となっており、一刻も早い発見を心からお祈り申し上げます。 また、被害額は、河川・道路や農林水産を中心に過去最大となりました。執行部においては、速やかに応急復旧対策に取り組むとともに、被災者の生活再建に向けた県独自の支援策を創設するなど、被災者に寄り添った支援を行ったところであります。 県議会においても、提案された過去最大規模の補正予算に対して、慎重かつ丁寧な議論を尽くすとともに、建設及び農林水産常任委員会において緊急の現地調査を実施し、政府に対し支援の充実強化などを求める意見書を提出いたしました。 近年の気象災害は、これまでになく頻発化・激甚化しております。県民の命と生活を守るため、県議会としても、県民の負託に応え、覚悟を新たに取り組んでまいります。 また、本年は、ロシアによるウクライナ侵略や北朝鮮による度重なる弾道ミサイルの発射など国際情勢が緊迫した一年でもありました。こうした行為は国際社会の平和と安全を著しく損なう暴挙であり、県議会としても、これらの行為に断固抗議する決議を全会一致で可決したところであります。 国際情勢の緊張に端を発した原油価格・物価の高騰や歴史的な円安ドル高の為替相場により、県民の生活に加え、農業や中小企業の経営等が圧迫される状況にもなっております。コロナ禍を耐え忍び、ようやく光が差し始めた現在の動きを停滞させないよう、引き続き適時適切な対策に執行部と連携してしっかりと取り組んでまいる所存です。 最後に、議員並びに執行部の皆様におかれましては、時節柄なお一層御自愛いただき、よい年を迎えられますことを祈念申し上げ、挨拶といたします。 以上をもって令和四年山形県議会十二月定例会を閉会いたします。     午後零時十三分 閉会議長      坂本貴美雄会議録署名議員 青柳安展同       矢吹栄修同       渡辺ゆり子...